Ryou's Diary

アクセスカウンタ

zoom RSS 血液型ゲノム

<<   作成日時 : 2008/10/10 23:47   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

おひさ。
人様のBlogに便乗してやってみた。

血液型ゲノム - 無料血液型診断性格相性判断
http://blood-genome.com/index.html

結果

仕事
相手の出方を伺って動きます。自分からリスクには向かいません。時期によってやる気の上下があるでしょう。手抜きもします。相手次第で自分の態度を変えます。実は小心者です。仕事をしていても頭の中は別の世界なので、やるべきことに集中できないときがあります。世の中は悪であると思っており、他人を心から信頼しません。自己中心的です。

的確ですな。
「実は小心者」って、見た通り「当然小心者」ではないかと思った。

しかし、血液型ゲノムってタイトルはどうなんだろう…?
今日「発展ゼミ」という実質生化学講義+化学実験な授業で「DNAとは、遺伝子とはなんぞや?」という話を、前期の実験担当教官(←苦手)から聞いたのですが、皆様ご存じでしょうか?

正直言って、生化学専攻という立場ですが、よく知らなかったです。
そして、それを人に教えるなんて以ての外。
良く解ってないから、人に教えることも出来ない。
「DNAがあるから生物は情報を遺伝出来るんだ」的な話は常識レベルで浸透していると思いますが、実際にはDNAが何モノで、何をしているのかは知らない人が結構多いのです。

DNA(デオキシリボ核酸)とは、デオキシリボースという糖にリン酸と塩基が繋がった、いわば化学物質です。
塩基には化学構造の違いによって、アデニン(A)、チミン(T)、グアニン(G)、シトシン(C)の4種類があります。

デオキシリボース - リン酸 - デオキシリボース - リン酸 - …

と繋がっていく鎖の内、デオキシリボースからそれぞれの塩基が枝分かれしている状態です。

デオキシリボース - リン酸 - デオキシリボース - リン酸 - …
    |                |
 アデニン(A)            グアニン(G)

塩基の並び方には、生物によって固有の並び方を持っており、その内の“配列に意味がある部分”を遺伝子(gene)と呼んでいます。

ところで、人間やその他生物の身体は多くがタンパク質によって構成されています。
タンパク質とは、アミノ酸が多数結合したものの総称で、様々な種類があります。
髪の毛を構成するケラチンだって、血液に含まれるヘモグロビンだってタンパク質です。
タンパク質を構成するアミノ酸は、全部で20種類(モノによっては22種類)あるのですが、これらのアミノ酸の内どれだけを、どういう順番で、どういう並べ方(螺旋にしたり、直線的にしたり)で、どういう形(グシャグシャっと丸めるのか、平面上に広げるのか)で、という情報によって何種類ものタンパク質が出来ます。
身体がタンパク質で構成されているということは、即ち、このアミノ酸の並び方こそが個々人の、もっといえば生物の身体の違いとなっていくわけです。

タンパク質は、身体の外から摂取したアミノ酸を、身体の細胞内にあるリボソームという器官で結合させることによって作られます。
どういう順番、並べ方、形で結合させるのかは、DNA中の遺伝子にその情報が記録されているのですが、その情報こそが塩基(A,T,G,C)の配列なワケですね。

ここで今日先生が出した例は音楽CDでした。

「音楽CDにはデジタル信号が記録されているが、そのデジタル信号にはどんな情報が入っているのか?」

その答えは勿論音楽です。
音の大きさ、高さ、長さ、種類などの情報が0と1の情報に置き換えられて記録されています。
では、

「DNAには塩基配列が記録されているが、その塩基配列にはどんな情報が入っているのか?」

という問に置き換えると、その答えは「アミノ酸の配列の仕方」となります。
20種類のアミノ酸をどういう順番で、並べ方で、形で配列するかなどの情報が、AとTとGとCの情報に置き換えられて記録されています。

ここで考えるのですが、A,T,G,C4種類の塩基に、アミノ酸をそれぞれ対応させるとすれば、
・A…アミノ酸@
・T…アミノ酸A
・G…アミノ酸B
・C…アミノ酸C
となり、4種類のアミノ酸しか表せない事になります。
20種類のアミノ酸を表すには16種類も足りないのです。
では、塩基2つセットで1つのアミノ酸を表すとすればどうでしょうか?
4つの塩基から2つ用いた場合、4^2=16通りのアミノ酸を表す事が出来ます。
しかし、まだ後4種類足りない。
では、塩基3つセットで1つのアミノ酸を表すとすればどうでしょうか?
4つの塩基から3つ用いた場合、4^3=64通りのアミノ酸を表す事が出来ます。
つまり、DNAに含まれる遺伝情報とは、塩基3つの配列とアミノ酸1種類を対応させたマップと考えることが出来ます。
この塩基3つセットをコドンと呼びます。
それぞれのコドンがどのアミノ酸に対応するかは既に調べられており、RNAコドン表としてまとめられています。
「DNAとは何ぞや?」との問いには、「アミノ酸の並べ方を表す塩基配列のことだ」と答えられますね。

ところで、RNAという言葉が出てきましたが、これはDNAとは別物です。
RNAはリボ核酸と言います。
生物を齧ったことのある人ならば、「塩基のAとT、GとCは互いにセットだ」ということを習ったことがあると思いますが、これは各塩基間に水素結合が出来るためです。
RNAは、DNAの塩基配列を対応する塩基に並べ直す事でDNAの複製をします。
DNAの塩基配列が、

・AAT GCA TTC AGC CAT

だったとすると、RNAは、

・TTA CGT AAG TCG GTA

という塩基配列を持つことで、これを更に対応する塩基に並べ直す事で元のDNAと同じものを複製することが出来ます。
身近にありそうなモノで例えるとアナログカメラなんかが相当して、DNAが被写体、RNAはネガ、タンパク質(=アミノ酸配列)が出来上がる写真になります。
つまり、被写体(DNA)にある情報(アミノ酸に対応する塩基配列)を一旦ネガ(RNA)に反転して写し取って、お店(リボソーム)に持って行って焼き付ける(アミノ酸を結合させる)ことで被写体の情報を持った写真(タンパク質)が出来るという仕組みです。

何でそんな面倒なことをするんだ、DNAから直接タンパク質作れば良いじゃないか、という突っ込みは最もです。
が、DNAはタンパク質を作るための設計図としての役割と同等以上に自身を複製するという役割も持っています。
1本の鎖よりも2本の鎖の方が切れにくい、ということでDNAは対応する塩基同士で水素結合して二重の螺旋構造を持っていますが、この状態から配列の情報を送り出すのは大変なようです。
そのため、RNAという仲介役を用いてリボソームに送るらしいです。この辺は曖昧。

複製とは言え、生物も間違える可能性は少ないですがあります。
複製の回数が増えると、その可能性は徐々に増えますが、それだけのリスクを冒す必要があるくらい、大変なものだと考えましょう。
因みにこの複製は確か億に1回くらいの確率でミスを起こすようです。
Gに対応するはずのCを複製するはずが、間違ってAを複製しちゃったり。
通常こういう場合は、結合が正しくない事を認識し自動的にCに修復されます。
結果的にミスの発生する確率の億に1回が、数10億〜数100億に1回くらいまで減ります。
が、この認識能が落ちて間違って複製されたままになると、間違った配列でタンパク質が形成されます。
これが結果的に病気になったり、種の保存能力を高めたりするようです。
場合によっては死に至るし、場合によっては長生きする。
生物とは、難しいものです。

化学とか生物とかをあまりやってない人にもある程度解るように噛み砕いたつもりですが、どうも上手く書けた気がしませんね。
生物の不思議というか、非常に面白い分野なのですが、文章で楽しみを伝える事は難しいのです。
本を読んでみるのが一番手っ取り早いんで、興味を持たれた方は是非一度分子生物学とか生化学とか言うキーワードで検索してみて下さい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文

カウンター

血液型ゲノム Ryou's Diary/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる